鉛直探査

鉛直探査

両コイル型磁気傾度計による磁気測定

鉛直探査実施状況

1.探査孔位置出し
測量基準点より探査孔の位置と標高を求めます。又、工事の施工目的により広範囲を探査する場合は、探査漏れの無いよう配置間隔等の確認を行います。

2.削孔
ボーリング機械を設置し、非磁性ケーシングで計画深度まで削孔します。掘進作業時には安全確認(削孔・探査)を繰返し(0.3m~1.0m毎)行い、計画深度まで削孔します。但し、磁気異常反応が認められた場合は、削孔を直ちに中止します。

3.鉛直探査
作業員は、小型磁気傾度計(センサー)をケーシング内に挿入し探査孔口から孔底まで出来るだけ一定速度でスムーズにセンサーを昇降させ、ケーブルに記された1.0m毎に示すマークが通過する時に測定員へ合図を送ります。

記録測定

鉛直探査 記録測定

磁気傾度を記録機器で連続的に測定します。
  鉄などの磁気異常物が埋没している地点では、異常波形が記録されます。

解析

解析 磁気異常プロット

記録紙に現れた異常波形の周期や振幅の読み取り数値を解析することにより、磁気異常物の持つ磁気量・埋没深度及び距離を算出します。

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